日本を代表する書体設計士(フォントデザイナー)として知られる鳥海修(とりのうみ おさむ)さん!
ヒラギノフォントや游明朝体など、私たちが日常的に目にしている多くの書体を生み出しています。
今回は鳥海修さんのプロフィールや経歴、学歴や結婚について見ていきましょう。
- 【ヒラギノ生みの親】鳥海修のwiki経歴プロフィール!
- 鳥海修の大学高校はどこ?
- 鳥海修は結婚はしてる?
【ヒラギノ生みの親】鳥海修のwiki経歴プロフィール!

公式サイトによると書体設計士(フォントデザイナー)の鳥海修さんのwiki経歴プロフィールは下記の通りです。
プロフィール
- 名前:鳥海修(とりのうみ おさむ)
- 生年月日:1955年3月13日(2025年3月時点70歳)
- 出身地:山形県遊佐町
- 出身高校:酒田工業高校(現在の酒田光陵高校)機械科
- 出身大学:多摩美術大学グラフィックデザイン学科
- 家族構成:妻と子ども
- 職業:書体設計士
- 肩書:字游工房の設立者で第2代代表取締役/文字塾塾長/京都精華大学特任教授/武蔵野美術大学非常勤講師
経歴
- 1979年:株式会社写研に入社(文字部原字課に配属)
- 1989年:34歳で字游工房を設立(鈴木勉・片田啓一と共同で)
- 2000年:ヒラギノ明朝体を発表←Mac OS Xに搭載決定!
- 2002年:佐藤敬之輔賞受賞
- 2005年:グッドデザイン賞受賞
- 2008年:東京TDCタイプデザイン賞受賞
- 2012年:「文字塾」を開設
- 2022年:長野県に移住「松本文字塾」を開設
- 2025年現在〜:京都精華大学特任教授・武蔵野美術大学非常勤講師として活動中
鳥海さんは、1955年3月13日に山形県遊佐町で生まれの70歳(2025年3月現在)。
鳥海修さんの名前の読み方が「とりうみ」さんと最初思いましたが、正確には「とりのうみ」さんです。
鳥海さんは、高校3年生の時にカーデザイナーになりたいと思い立ち、美術大学への進学を決意。
しかし、多摩美術大学在学中に毎日新聞社東京本社のフォント製作課を見学する機会を得たことがターニングポイントとなりました!

カーデザイナーを志して入学した多摩美で、新聞社のフォントに出会うというのが美大のおもしろいところですね!
毎日新聞社で「フォント」に出会い、そのとき案内役を務めた小塚昌彦さんの
経歴


鳥海修さんの経歴は、多摩美術大学卒業後の1979年に株式会社写研に入社、文字部原字課に配属されたところからスタートしています。
「写研」で鳥海さんは書体づくりの基礎を学び、技術を磨いていきました。
そして1989年、34歳のときに「自分たちの手で基本書体を作りたい」という強い思いを抱き鈴木勉さん片田啓一さんと共に字游工房を設立。
2000年、ヒラギノ明朝体の「愛」の字を発表し、あのアップル創業者スティーブ・ジョブズさんを「クールだ!」と唸らせました。
これがきっかけでヒラギノがMac OS Xへ搭載!
鳥海修さんはその後
鳥海修さんは自他ともに認める日本を代表する書体設計士として2025年現在も第一線を歩まれています!
鳥海修の学歴(大学高校)はどこ?
公式プロフィールによると鳥海修さんの学歴(大学高校)は下記の通りです。
- 出身高校:酒田工業高校(現在の酒田光陵高校)機械科
- 出身大学:多摩美術大学グラフィックデザイン学科
高校大学について見ていきましょう。
出身高校
鳥海修さんは、出身地の山形県にある酒田工業高校(現在の酒田光陵高校)機械科が出身高校です。
こちらの高校の機械科に通っていたことからもすでにデザイン系に興味を持っていたということですね。
- 住所:〒998-0015 山形県酒田市北千日堂前松境7−3
- 設置学科:普通科・工業化・商業化・情報科
- 偏差値:46〜50
酒田工業高校(現在の酒田光陵高校)で学ぶうち、高校3年生のときカーデザイナーの仕事に焦点を絞って私立美大の名門多摩美術大学を受験しました。
出身大学
鳥海修さんの出身大学は、多摩美術大学グラフィックデザイン学科です。
- 住所:〒192-0394 東京都八王子市鑓水2丁目1723
- 設置学科:絵画学科/彫刻学科/工芸学科/グラフィックデザイン学科/生産デザイン学科/建築・環境デザイン学/情報デザイン学科/芸術学科/統合デザイン学科/演劇舞踊デザイン学科
- 生徒数:約4,597人(学部生4,327人大学院生270人)
鳥海さんは1975年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科に入学し、1979年に卒業。
多摩美術大学は、日本全体の美術大学の中でも超有名な存在で特にグラフィックデザイン学科は私立美大のデザイン学科の中でも最難関!
鳥海修さんが大学に入学した当初は、カーデザイナーになることを目指していました。
実は、鳥海さんは工業デザイン科を目指して2浪しましたが合格できず、「全然興味がなかった」というグラフィックデザイン科に進学しています!
最初は渋々だった大学生活でしたが、在学中に運命的な出会いがあり書体設計の道へと進むことになります。


多摩美術大学での学びは、鳥海さんの書体設計の基礎となりました。
大学でグラフィックデザインの基本を学び、創造性を磨いたことが間違いなく今の鳥海さんの書体デザインにつながっているでしょう!
鳥海修は結婚はしてる?




結論から言うと、鳥海修さんは結婚していて妻は鳥海明子さんという方です。


鳥海修さんの結婚相手である鳥海明子さんの職業は薬膳料理家。
鳥海さんもSNSで妻の明子さんの本の出版を祝福して宣伝していました!



ちなみに明子さんと一緒にトークイベントを行った山口ミルコさんは『ちびまる子ちゃん』の著者さくらももこさんのエッセイなどにも何度も登場したことのある名物編集者さんです。
- 生年月日:1972年生まれ(2025年現在53〜53歳)
- 出身地:鳥取県境港市
- 出身大学:北京中医薬大学医学部中医学科
- 資格:国際薬膳師、調理師、フードコーディネーター
鳥海明子さんは、東洋医学の知識を持つ食の専門家。
鳥海明子さんは大学で学んだ専門的な知識を活かし、漢方相談薬局や助産院に勤務した経験も。
漢方や健康に関する知識を深めてきた後、薬膳料理の道に進み「鳥の巣」という料理教室を主宰しています。





ご夫婦そろってその道のエキスパートでかっこいい!
鳥海修さんは明子さんと結婚後、お互いを支え合いながらはキャリアを築いています。



2人でお互いの専門分野を尊重し合ってる感じが超ステキ!
鳥海修さんと明子さん夫婦にお子さんがいるかどうか情報がなくわかりませんでした。
鳥海修さんと明子さんは、17歳の年の差夫婦。
でも、年の差を感じさせないプロフェッショルでステキな憧れてしまうご夫婦ですよね!
まとめ
今回は『【ヒラギノ生みの親】鳥海修のwiki経歴プロフ!学歴(大学高校)はどこで結婚はしてる?』と題して、ヒラギノフォントの生みの親として知られる鳥海修(とりのうみ おさむ)さんのwiki経歴プロフィールや学歴、結婚についてお伝えしました。
鳥海修さんは、山形県で生まれ酒田工業高校(現在の酒田光陵高校)を卒業するまで地元の山形県で過ごしました。
その後、カーデザイナーを目指して多摩美術大学グラフィックデザイン学科へ進学。
カーデザイナーの夢を抱いていた中、偶然毎日新聞社のフォント制作の場を見学する機会があり初めて書体(フォント)制作を知りました。
そこから鳥海さんは書体(フォント)の世界にのめり込み、今では日本を代表する書体設計士に。
妻の明子さんも薬膳料理家として著書を出版、『鳥の巣』という料理教室を主宰。
鳥海ご夫婦は、それぞれ分野は違えど専門的な仕事をされていて素晴らしいですね。
70歳を迎えた現在は現役書体設計士としての活動はもちろん、私塾「松本文字塾」で次世代の書体設計士の育成に力を注いでいます。
今後の活躍がまだまだ楽しみですね!